バリでのダイビングは、信じられないほど多様な海洋生物が生息しています。 バリでダイビングをするたびに、多数の大小様々な魚やその他の海の生き物を目にする事ができます。 しかしその中でも、バリでのダイビング中に高い確率で見る事ができる海の生き物が5つをご紹介いたします。
1. マンボウ
インドネシアではマンボウのことを「MOLA MOLA」と呼びます。
ヌサぺニダ、レンボンガンの島の周りで、8月9月頃に遭遇する機会が多くなり、
この時期は、世界中からマンボウを見るためにダイバーがバリ島へ集まります。
水温が低くならないと遭遇格率が下がり、平均して23度以下ぐらいと寒いので、
防寒対策は必要でしょう。
マンボウは世界で最も重い硬骨魚であり、車のサイズまで成長することができ、
バリ島で見る事のできるマンボウも大きなサイズが多いので、
きっと巨大マンボウと遭遇できるでしょう。
2. マンタ
巨大な海の天使であるマンタは、スペイン語で「毛布」を意味するようです。
ヌサぺニダのマンタポイントにて確立高く遭遇することが可能で、通年を通して
遭遇できますが、ただしマンタポイントは海況の影響を受けやすいポイントなため、
ヌサぺニダへの出航は可能でも、マンタポイントへいけるかどうかは、当日の
海況次第となります。
時には、ブラックマンタにも遭遇でき、水深が浅い場所のクリーニングステーションに
集まる事が多いので、ダイビングだけではなく、シュノケーラーにもマンタとの
遭遇を楽しんで頂けます。
3. リーフシャーク
「シャーク」「サメ」と聞くと、多くの方が映画の「ジョーズ」を思い出し、
海で遭遇したらどうしよう!って思う方も多いかと思います。
しかしダイビング中に見る事が多いリーフシャークは、体長約 1.5 メートル程の
美しい生き物です。 そして人にまったく無害です。
サメの仲間は400種いるようですが、そのほとんどがダイバーや、
シュノーケラーを襲ったりはしなので、ご安心ください。
4. ウミガメ
ウミガメは2科6種が世界の海に生息しているそうですが、バリ島で遭遇する最も多い種類は
「アオウミガメ」になります。海藻などの草食性が強いらしく、穏やかで比較的人懐こい
性格をしているので、ダイバーが静かに近づいてもすぐに逃げたりしない子も多くいます。
サンゴに付着したコケや海藻などを食べている時などは、特に近くに寄れたりもします。
バリ島では、ウミガメの卵を保護して、ふ化させた後にある程度の大きさになるまで育て、
海に返すという事も積極的に行っているので、近年では多くのウミガメに遭遇できる
機会が増えてきたと感じています。
5. クマノミ
最後はクマノミです。ダイバー以外の皆さんもご存じなのが、「ファインディング・ニモ」
でもお馴染みのカクレクマノミでしょう。
クマノミは2属28種も太平洋やインド洋の暖海で生息しているようです。
イソギンチャクと共存し、イソギンチャクは触手の刺胞で攻撃をする事が可能ですが、
クマノミは体から出している特殊な粘液により、イソギンチャクの攻撃を受けず、
イソギンチャクに隠れて身を守る事が可能なようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ダイバーやシュノーケラーに人気者をご紹介させていただきましたが、バリ島の海には
他にも多くの魚が生息しています。
ブルーシーズン・バリでダイビングやシュノーケリングをして、素晴らしい海の生き物と
触れ合いましょう。