18 Oct

バリ島のマンボウに関する面白い事実

インドネシアでは、「Mola Mola (モラモラ)」としても知られるマンボウは、
おそらく地球上で最も誤解されている生き物でしょう。
彼らは世界で最も奇妙に見える海洋生物の一部であるという評判があり、
「地球上で最も役に立たない生き物」とさえ呼ばれているらしく、
しかし実際には、マンボウは世界の人々が思っているよりもはるかに有能で
印象的な魚なのです。
日本では、コミカルなイラストで、愛らしいイメージがあるマンボウなのですが。

mola mola sunfish bali

この魅力的な生き物に関するいくつかの事実を以下にご紹介していきますね。

MOLA MOLAは、石臼にちなんで名付けられている⁈

灰色がかった丸い体とごつごつした質感のため、マンボウはラテン語で
「石臼」を意味する言葉にちなんでその名前が付けられました。
日本語では「マンボウ」ですが、理由は分かってないようです。
しかし名前 の語源にはいくつかの説があるらしく、
「マ ン」は丸い、「ボウ」は魚を意味していて、
丸い魚という語源のが有力のようですよ。

 

マンボウは日光浴が大好き⁈

彼らは深海で狩りをした後、水面に上がって半日ほど日光浴をして体を温めます。
私たちがダイビングの水面休息中に、水面で「バシャン」と音が鳴るので覗いてみると、
なんとマンボウだったっということは、頻繁にあります。
日光浴をしに来ていたのでしょうか⁈

 

マンボウは車と同じくらい重い⁈

体長は最大 3 メートル (10 フィート)、体重は最大 1 トン (2200 ポンド) にまで成長します。
これまでに記録された最大のマンボウの重さは約2.25トン(5000ポンド)で、
平均的なトラックよりも重い。彼らは最大の硬骨魚と考えられています。
バリ島のヌサペニダでは、畳2枚分ぐらいのマンボウも頻繁に確認されていますよ。

 

マンボウは動物界で最も多くの卵を産む⁈

マンボウは他の魚類の中でもよりも多くの卵を持ち、その数は3億個とも言われいます。
ただ、繁殖の方法については、まだ解明されていない事も多く、この沢山の卵を
何回かに分けて産卵するのか、あるいは1回なのかなど、未知な事も多い
マンボウのようです。

 

ドイツ語では「スイミングヘッド」として知られている⁈

マンボウは、ドイツ語で「Schwimmender Kopf」として知られており、
文字通り「泳ぐ頭」を意味し、その見た目通りです。
ポーランドなど他の国でも「頭だけ」を意味する「Samoglow」と呼ばれています。

 

マンボウはアクティブなハンター⁈

科学者たちは、マンボウはほとんどの時間を水面近くで日光浴をしたり、
クラゲを食べたりして過ごしていると信じていました。
しかし実際は、マンボウは泳ぐのが遅そうな見た目の裏で、毎日数キロメートルを
移動する活発なハンターだったのです。
クラゲ、小魚、動物プランクトンのエネルギーが豊富な部分を一般的な食事として
狩りをします。
ダイビング中でも、流れにのってずーっと泳いでいるマンボウを見掛ける事があります。
獲物を探しに泳いでいるのでしょうね。

マンボウ

以上で、ユニークで愛らし見た目のマンボウに関するいくつかの興味深い事実を
ご紹介してきましたが、 ちょっと奇妙な魚ではありますが、世界中のダイバーが
マンボウに魅了され、一目マンボウを見るためにバリ島のダイビングに
来ていただいています。

ぜひまだマンボウに出会ってない方も、またすでに何度も見られた方も
ブルー シーズン バリでは、マンボウを安全に観察できるヌサ ペニダへの
1 日ツアーを提供しています。
今、ブログを書いている2023年10月中旬も、今年は当たり年なのか、
通年ではそろそろマンボウシーズンも終わりになる時期ではあるのですが、
まだ見る事が出来ています。

ぜひとも皆さまと、愛らしいマンボウの姿をご一緒に見れる事を
楽しみにしております。

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