すでにニュース等でご存じかと思いますが、バリ島にて本日より首脳陣によるG20サミットが開催されています。
昨日は各国の首脳がバリ島へお越しになり、バリ島内の主要な道路は、時折パトカーに先導されて高級車が往来しています。
もちろん岸田総理もバリ島入りされて、インドネシア共和国のジョコ・ウィドド大統領と握手をしていました。
G20サミットは、19カ国と1つの経済圏、EUが参加して行われるサミットですが、この19カ国とは、南アフリカ、アメリカ合衆国、サウジアラビア、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、インド、インドネシア、イギリス、イタリア、日本、ドイツ、カナダ、メキシコ、韓国、ロシア、フランス、中国、トルコで構成されており、インドネシアは、東南アジアでは唯一となっており、1999年のG20結成以来、インドネシアがG20サミットの開催を任されるのは今回が初めてです。
現在、世界では大きな課題が山積みです。ロシアによるウクライナ侵攻の問題、そしてそれに伴ってのエネルギー問題、物価高など。議長国のインドネシアは、Recover Together, Recover StrongerをG20のテーマに、パンデミックからの世界経済の回復のための3つの優先事項(ワクチンの公平分配をはじめとする世界の保健医療体制の構築、デジタルトランスフォーメーション、再生可能エネルギーへの転換)を掲げており、インドネシアがG20の世界経済に貢献する役割を果たして、ぜひともこのサミットを機会に、少しずつでも良いので、世界が良くなる方向へ前進してくれることを願うばかりです。
今回のG20サミットで「開催国に全体で約5億3300万ドル(約750億円)にも上る経済効果をもたらす見込みだ。」なんで言われていますが、むしろ我々アクティビティ会社は、ヌサぺニダへのダイビングは出航不可などの規制を受けているし、道路規制などもあるため、ダイビングツアー催行に影響を受けていますので、まったくもって経済効果の恩恵は受けておりません(笑)
ただ希望的観測として、近い将来にはこのサミットの経済効果の恩恵が受けると信じています。
2日間で行われるサミット、明日もう1日ありますが、各国の首脳の方々がバリ島を素晴らしい島と思って頂き、そして忙しい毎日のほんの少しでも癒されていただき、無事に終了していただくことをお祈りしております。