31 Oct 飲酒とダイビング
こんにちは!よしです。 旅行先ではダイビングと共にお酒を楽しみたい方も多いのではないでしょうか? バリ島でもビンタンビール(インドネシア産ローカルビール)やハッテン、プラーガなど地元産ワイン(ブドウはオーストラリア産)を気軽に楽しむことができます! ビンタンビール (Bintang beer) プラーガワイン (Plaga wine) 昔はダイビング前後の飲酒についてそれほど厳密な指導はなかったのですが、近年、ダイビング前の飲酒は減圧症発症のリスクを高めるという科学的データが明らかにされてから、ダイビング前日の多量の飲酒を控えるように指導が入ることになりました。 ダイビング前夜もお酒を楽しみたい方が多いと思いますが、たくさん飲むことはお勧めしません。ダイビングをする際にアルコールが体から抜けていることが必要です。これは体質によるものもありますので、お酒に弱い方は飲酒自体を控えるべきでしょう。 お酒を飲んで水泳をすると心臓発作を起こすリスクが高まります。水中では血中アルコール濃度が上がり、気分が悪くなったり、判断力も低下します。 また、お酒を飲んだ後は喉が渇きます。これはアルコールの摂取によって体内でのアルコール分解に水分を必要とするため、利尿作用が働き、脱水症状になるからです。脱水状態でダイビングすると、減圧症になるリスクが高まります。 ダイビング終了後、アルコールを摂取すると体内の窒素の排出が遅くなると言われているそうです。そのため、ダイビング後においてもアルコール類の大量摂取(飲みすぎ)は控えたほうが良いでしょう。 ダイビングの前後はお酒を控えるようにして、飲むとしてもたしなむ程度で終えておき、水などの水分補給を十分にして良く眠り、体調を万全に整えてから安全にダイビングしましょう! (Do not drink too much)